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昨日、国立匙屋さんで 「木を削ってスプーンを作る」に参加させていただきました。 匙屋さかいさんの大切な道具をお借りしての作業。 バターナイフとスプーン。 形を既に作っていただいているところからのスタートです。 木目の方向があるのです。 刃がすっと行く方向と、そうでない方向がある。 初めのうちは分からなかったけれど 少し削っていくうちに分かるようになっていきました。 方向を変えながら削っていきます。 どんどん夢中になりました。 お匙のくぼみを削るのが難しかったーー。 およそ3時間。 自分にまだ「集中力」というものがこんなにも 残っていたとは! 普段使わない筋肉やら、筋やらを使った気がします。 スポーツですね。 一球入魂ならぬ、一刀入魂。 「これは、明日腕が痛そうだね」なんて 一緒に参加した友人と話していましたが 翌日筋肉痛のような痛みがあったのは、なんと足! 気づかないうちに、たくさん力が入っていたのですね^^ 帰宅してからクルミのオイルを塗りました。 おぉ! 私の愛おしいお匙とバターナイフ。 眺めているともっとここを削りたいな、とか たくさん思う、なんとも未完成な感じなのですが それも味ですね。 大切にしたいと思います。 途中おいしいお茶やお菓子やをいただきながらの作業は とても楽しい時間でした。 最後に素敵な器とさかいさんのお匙でいただいたプリン。 今まで食べたプリンの中で一番おいしかったです。 いやーー、本当に。 心に、体に沁みました。 それにしても思ったのは 縁あってこれまでわが家に迎えた 木工作家さんのトレーやカトラリーたち。 決して高い値段じゃなかったということ。 お匙の口に入れる部分の薄さなんて芸術です。 これからも大切に、大切に使おうと思いました。 素敵な時間、素敵な気持ち。 ありがとうございました。 この後、国立と吉祥寺散策へ! 心ときめく素敵なモノとの出会いもあったので この日のお話、まだまだ続きます、、、
by nanohana_522
| 2012-02-13 12:59
| 器と暮らしの道具
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